3月1日は36回目の入門記念日で、3月30日は54歳の誕生日です。高校卒業して36年がたち、この頃、同級生がよく落語会に来てくれるようになりました。
若手の頃、応援してくれていたメンバーがある時期から結婚、子育て、転勤、介護などいろいろなことがあり、落語会に来られなくなっていたのですが、最近、またみんなが集まれる年齢になってきたのですかね…。友人たちから「鶴二の落語会は、同窓会みたいやなー!」と言ってもらって、落語会の終演後も学生時代の話や近況報告でみんなが盛り上がってると、私も幸せな気分になります。
高校が休みの日、師匠の元に通わせていただいていた時代から知っているメンバーですから、本当に懐かしいです。
現在50代半ばですから、噺(はなし)家として還暦までどんどん新ネタを仕込み、60代からは、今までに覚えてきたネタをもう一度見直していければと思っています。もちろん、少しずつですが新ネタにも挑みますが…。
そして80代からは若いお客さまに「このおじいさん、座っているだけで、なんか面白い!」と言っていただければ最高です。
とにかく、私にとって一回でも多くお客さまの前で落語をしゃべらせていただくことが、一番の幸せです。これからも自分らしくボチボチと頑張ってまいりますので、ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
笑福亭鶴二独演会
4月3日(日)午後6時開演、天満天神繁昌亭。前売り3千円、当日3500円。チケットぴあPコード=597-700。出演と演目は、笑福亭鶴二「餅屋問答」「宿屋仇」▽笑福亭智丸「転失気」▽林家うさぎ(ゲスト)「莨の火」-。鶴二とうさぎの対談も(司会・智丸)。問い合わせ(090-3263-0435=笑福亭鶴二後援会・辻、06-6352-4874=天満天神繁昌亭)。