「弟子にしてください」－ドレッドヘアーにあごひげ、ボディーピアスの男性が約２年間、東京の「新宿アルタ」前で「笑っていいとも」の出待ちをしていました。２２年前の僕の写真です。

 

今年は師匠・笑福亭鶴瓶の下に入門して２０年の節目を迎えます。入門してから今日まで「まさか」の連続でした。

まさか自分が落語をするとは。

まさか落語をして独演会を開くとは。

まさか落語の賞をいただくとは。

まさか落語のお稽古を後輩に頼まれるとは。

「まさか」が多すぎ、このへんにしておきます。

「鶴瓶・上岡パペポＴＶ」（読売テレビ）の「鶴瓶噺（ばなし）」に憧れ、タレント志望だった自分は落語の世界に魅了されました。現在では、１年の７割は座布団の上に座っておしゃべりをさせていただいております。しかし、入門当初の気持ちも消えてはいません。ラジオやテレビのお仕事、洋装で「スタンダップコメディ」のおしゃべりもやらせていただいております。そのどれもが、僕の落語に生かされています。

この２０年で培ったエンターテインメント要素を落語会に取り入れ、今年１１月７日（日）、大阪・淀屋橋にある朝日生命ホールで独演会を開催します。午後１時開演。ぜひ、ご予定に入れておいてください。詳細は近々。

その前に！

７月１８日（日）に２０周年記念の独演会を天満天神繁昌亭で開催します。鉄瓶の漫談、ミュージシャン・片山尚志さんの弾き語りを交互に繰り出すトーク＆ライブ、伊勢参りの道中を描いたお話を鉄瓶と桂華紋さんでつなぐ「リレー落語」など盛りだくさん。午後６時開演。予約、問い合わせは三栄企画（０６・６６３１・０６５９）。