【落語評論家広瀬和生 オススメの一席】 1月は立川志らく「人情医者~シネマ落語/素晴らしき哉、人生!~より」

「産経らくご」で人気評論を連載中の広瀬和生氏が、過去に配信した公演の中から珠玉の一席を毎月セレクト。
今月は「2022今年最後の立川志らく独演会」 (第12回)(令和4年12月17日公演)から立川志らく「人情医者~シネマ落語/素晴らしき哉、人生!~より」をお届けします。

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映画評を仕事にするほどの映画マニアとして知られる立川志らくは、有名な洋画を江戸を舞台とする新作落語に翻案する“シネマ落語”という試みを真打昇進の前年(1994年)から始めた。今回お勧めする『人情医者』はアメリカを代表する映画監督の1人であるフランク・キャプラの名作『素晴らしき哉、人生!(IT’S A WONDERFUL LIFE)』(1946年公開)をモチーフとした人情噺。志らくが「最も泣ける映画」と評し、立川談志も愛したという『素晴らしき哉、人生!』は、公開当時の興行成績は芳しくなかったものの、後年クリスマス時期に毎年TVで繰り返し放送されることによって不朽の名作として浸透することになった。志らくは映画を下敷きにしつつ、落語ファンにお馴染みのキャラを持ち込みながら独自の演出を施して再構築、あくまで独立した“擬古典”の名作に仕上げた。映画についての基礎知識は一切不要、安心してお楽しみいただきたい。(広瀬和生)

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動画はこちらから!(1月15日~2月14日までご覧いただけます)

※ご視聴には『産経らくご』(月額1100円)への入会が必要です。初回ご登録の方に限り、30日間無料でお試しいただけます。

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