【hanashikaの時間。】「肌でしゃべる芸人に」 笑福亭鶴二

先日、ラジオ大阪「hanashikaの時間。」にゲスト出演してくださいました露の都(つゆのみやこ)姉さんと、奈良の古々粋(ここいき)亭さんで「都・鶴二の二人会」を2回公演で開催させていただきました。

お姉さんは私より芸歴が12年先輩ですが、すごいパワーでした。落語もさることながら、対談コーナーでは何の打ち合わせもなくぶっつけで1時間近く2公演とも内容がかぶらず、お客さまが爆笑のうちに終演を迎えました。主催者さまからも、来年の1月もぜひとお声をいただき、開催されることが決定いたしました。

ずいぶん前ですが、笑福亭鶴瓶兄さんの「鶴瓶噺(ばなし)」を森ノ宮ピロティーホールで聞かせていただいたとき、大ホールの大勢のお客さまが笑顔で帰っていかれる姿を見て感動したことが、頭の中をふとよぎりました。鶴瓶兄さんの「鶴瓶噺」や都姉さんの「都噺」のように、人間味あふれる線の太い芸人になりたいなーと本当に思いました。

学生時代、角座で見た師匠、六代目笑福亭松鶴(しょかく)の高座、そしてなんば花月で見させていただいた、先代林家小染師匠の高座が大好きで落語の世界にどっぷりはまっていった私ですから、やはり段取りでなく肌(感性)でしゃべる芸人に憧れます。

一緒に番組をやらせていただいております内海英華(えいか)姉さんのきっぷの良さと女道楽も勉強させていただき、かくし芸でちょっぴり三味線と踊りの入った「鶴二の男道楽」もやらせていただこうと思います。

落語はもちろんですが、たくさんのお客さまに喜んでいただけますよう、いろいろなものにこれからも挑戦してまいりますので、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

笑福亭鶴二 春の独演会

天満天神繁昌亭で4月9日(日)午後6時開演。前売り3000円、当日3500円。笑福亭鶴二「らくだ」「蛸芝居」のほか、ゲストの桂福団治「長屋の花見」、桂文五郎「商売根問」。問い合わせは天満天神繁昌亭(06-6352-4874)、鶴二後援会・辻(090-3263-0435)。

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