景気が良くなるのは大変喜ばしいことではありますが、地元・京都の方々にとっては少々複雑な心境ではあると思います。京都に観光客が…やっと、ついに、長かったわ、待ってました。えーまたか、どうしょう。いろんな思いを持たれていると思います。
令和2年1月に最初のコロナ感染者が出て、約3年ですもんね。少しずつではありますが、前に進んでいるとは思います。そんな中の一つに、外国人の大幅な観光客の受け入れや国内向けにも全国旅行支援などで、京都の町は観光客の皆さんで一変しました。とてもありがたいことです。
しかし、喜んでばかりもいられません。心配もあります。皆さん、お忘れかもしれませんが、こんな言葉があります。オーバーツーリズムです。調べました。オーバーツーリズムとは《ある地域で観光客が増えすぎたため、地元住民の日常生活に支障が出ること》。
京都の町では、コロナ禍前に現実にこういったことが起こっていました。民泊の騒音被害、地元民がバスに乗れない、舞妓(まいこ)さんへのパパラッチ被害、食べ歩きでのポイ捨て等々。今の時代、経済中心になりがちですが、同じことを繰り返すことがないようにしていただきたいもんです。
もちろん、京都市も黙って見ているわけではないと思います。あの手この手の対策は万全だと信じております。
とにかく、地元の皆さんは、これから紅葉に向けて混雑するのは間違いないと思われますので、行動はお早めに。私は相性がとても良いと言われました伏見稲荷へ早めに行ってきます。