皆さまのおかげで今年の独演会は満員御礼、盛会にしていただきまして、心より深くお礼申し上げます。鶴二の3席の落語と、トップバッターに月亭秀都さん。そして今年はゲストにすぐ上の兄弟子、笑福亭鶴笑兄さんをお招きし、パペット落語と兄弟弟子対談をしていただきました。
対談をしていると、なんと乱入がありました。ラジオ大阪「hanashikaの時間。木曜日」でご一緒させていただいている女道楽の内海英華姉さんです。私もビックリしましたが、会場はすごいどよめきと拍手です。楽屋からのピリピリ感の空気も伝わってきました。亡き師匠、六代目笑福亭松鶴(しょかく)の奥さまのような貫禄でした。
お二人の先輩に挟んでいただき、大盛り上がりになりました。終演後、帰宅しましたら、お二人から携帯にメッセージが入っていました。
「今日は呼んでもろて、めちゃくちゃ嬉(うれ)しかったです。一緒に修行してた日を思い出してニコニコしてます。素晴らしい独演会でしたね。師匠はきっと喜んではります。鶴笑」
「お疲れ様でした!ホンマに良かったわ!質屋芝居も南京屋政談も聞けて、芝居咄(ばなし)も人情咄もできるようになったね。松鶴師匠も喜んではると思うよ。英華」
私は先輩方お二人のメッセージを読ませていただいて、うれしく涙が出ました。独演会から帰宅して涙が出たのは初めてです。
お客さま、先輩方、そして後輩やスタッフの皆さまに支えていただき、本当に感謝でございます。今後、より一層頑張ってまいりますので、ごひいき、お引き立てのほど、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
笑福亭鶴二・露の紫二人会
10月22日(土)午後2時開演。前売り2千円、当日2500円。会場は門戸寄席J:SPACE(兵庫県西宮市、阪急門戸厄神駅から東へ徒歩1分)。予約、お問い合わせは070・3603・3192(安田)かjspace_event@yahoo.co.jpまで。