【hanashikaの時間。】「不埒な気持ち、お断り」 桂小春団治

夏の風物詩ともいえる高校野球も終わってしまいましたが、高校野球には野球だけでなく、いろんなマニアがいるもので、例えば球児たちを応援する吹奏楽部のファンも多く、吹奏楽部だけでもYouTubeなどで驚くほどの再生回数を誇る学校もある。応援団専門のアマチュアカメラマンなどもいて、試合中もグラウンドに背を向けてひたすら応援団だけにシャッターを切るマニアもいます。

中にはチアリーダー専門のアマチュアカメラマンもいて、女の子のかわいい、はつらつとした表情だけならいざ知らず、短いスカートで足を高く上げるその下半身ばかりをローアングルで狙う不埒(ふらち)な者もいます。

昔、某放送局で一緒にラジオ番組をしていた女性アナウンサーは大学時代にチアリーダーをしていて、よくそのような下半身狙いのアマチュアカメラマンに写真を撮られたそうです。

スカートの下は見えてもいいパンツをはいているのですが、あまりにも露骨なローアングルでの撮影は本人たちも気持ちのいいものではありません。

ところが彼女の所属していたチアリーディング部は応援団の中にあり、ニコニコ笑いながら応援団の下級生に目配せすると、学ランを着たむくつけき男たちがわらわらと現れ、エロカメラマンたちをつまみ出してくれたそうです。スポーツは健全な気持ちで楽しみたいものです。

さて、お知らせです。

桂小春団治独演会を10月8日(土)午後6時から、朝日生命ホールで。ぜひお越しを。

こちらは産経らくご会員限定ページです

ログインもしくは、 産経らくご会員に登録して閲覧ください。

  • 人気落語家のコラム・限定コラム
  • チケットの先行販売・会員限定割引
  • 毎月抽選で、落語グッズをプレゼント!
  • 年間約40本 落語ライブ動画が見放題に!

サービス詳細を知る

TOP