【hanashikaの時間。】「スーパーのレジ」 笑福亭晃瓶

令和4年になり「今年こそは」と思ってはる方も多いのではないですか。私もそんな一人です。昨年末は急に体調を崩してしまったり、また、思いもよらないけがをしたりで大変でした。新しい年を迎えていろいろと考えました。

原因にたどり着くと、自分の性格に難があったように思います。その性格というのが大阪弁で言うところの「いらち」なんです。落ち着いて、のんびりと生きていけたらいいんですが、どうしても気が焦ってしまいます。物事が段取りよく進まないとイラつくんですね。これが災いの原因かなと思っています。

しかし、そう簡単には直りません。スーパーで買い物をしてレジに並ぶときも、どこのレジが早いか見分けることができるようになりました。今回はその見分け方をお教えします。

それぞれのお客さんの買い物かごの中や、カートで並んではる人のカートの下段を見ます。かごの中身が少ない人でも、カートの場合はビールやお茶などを箱ごと載せている場合があります。これはレジの方がわざわざ前に出てきて、シールやバーコードを読みに来られます。

次にレジの中の人の動きも大切です。商品をつかみ、バーコードを読ませかごに入れるという一連の流れを、どれだけスムーズでしかも一定のリズムでこなしているか。お金の支払いでもたついているお客さんがいたときには、ボーっと待っているのではなく、終わったかごを後ろに置き、素早く次の方の商品に手を伸ばして作業を始める…。

こんな観察をするのが、知らず知らずのうちに身に付いてしまいました。こんな性格、直します。

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