【hanashikaの時間。】「「過度な飲酒」の線引き」 桂小春団治

新型コロナウイルスのワクチン接種が進んできました。

僕は自衛隊の大規模接種会場で1回目の接種を受けたのですが、接種場所によってワクチンのメーカーが違う。

ワクチン接種券にはモデルナ製とファイザー製の説明書が添付され、接種後の注意も書かれています。

僕が接種したモデルナ製は、当日の激しい運動のほかに、「過度の飲酒等は控えてください」と書かれている。酒飲みにとってこの「過度な飲酒」の基準が難しい。

いつも行く病院でも、飲まない医者は「酒はダメ」と言うし、飲む医者は「まぁ、ほどほどに」という言い方をする。

まったく「飲むな」と言われれば、分かりやすいのですが「控える」は「飲んでもいい」ということです。でも、「過度な」はどこまでが過度なのかの判断が、酒飲みには難しい。

「過度」とはベロベロになるぐらいか、それならいつも通り飲んでいいのか…などと、どんどん都合のいい方に解釈してしまう。やっぱり酒飲みは、勝手なもんです。

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