【噺家_日々是営業】松田優作とバーボンと珈琲 立川只四楼

今回でコラム最後になりました。
最後は私の好きな松田優作について書こうと思います。

優作が歌う横浜ホンキー・トンク・ブルースの歌詞で、バーボン片手に千鳥足 ニューグランドホテルの灯りが滲む🎵
という山下公園をバーボン片手に歩いたというフレーズが好きでいつかやってみたいと思ってました。
20歳になりお酒が飲めるようになり、夜に山下公園に行って、近くのコンビニでバーボンを買って気分は松田優作でした。
あーこれで優作になれる
当時は梅酒しか飲んだ事がなかったのでバーボンってどんな味がするんだろう?と思ってました。
千鳥足になるまで飲んだ事もなく大人になった気分でワクワクしていました。
そして、そよ風が吹く山下公園でバーボンの口を開けて、ひと舐めした瞬間、一気に酔いが回り頭がポーとなり千鳥足どころではなくその場にうずくまりました。
気づいた時にはタクシーに揺られ帰路につきました。
なんとも情けないエピソードになりました。

それから、1週間後懲りない私は、駅の構内を歩いているとある事に気づきました。
昔、松田優作の写真で駅の構内を白いワイシャツを来てサングラスをして珈琲飲みながら歩いてる写真が好きでいつかやりたいと思ってました。
たまたま、その日、白いワイシャツ着てサングラスをしてました。
珈琲を買えば松田優作だ!
と思い駅の売店で珈琲を買って何気なく歩いてました。
やっぱり優作オーラが出てしまったのでしょうか?
すれ違う何人かが私の方を振り返りヒソヒソ話しているのが分かりました。
もう私は優作になりきっていました。
いや完全に優作でした。
自分自身が気になり駅の構内の鏡で自分の格好を見たら愕然としました
珈琲こぼしてシャツが珈琲まみれでした
(何じゃこりゃー)
すれ違う人皆んな、あの人珈琲まみれよって話してたと思うと恥ずかしくて仕方がありませんでした。

1年間コラムありがとうございました
また会いましょう

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