1986(昭和61)年9月5日に師匠、六代目笑福亭松鶴が他界されて、早や36年が経ちました。
私は中学1年生のとき、道頓堀角座での「らくだ」「高津の富」に感銘を受け、中学3年生の夏に弟子入り志願を致しました。そして、学校が休みの日に師匠宅に通わせていただけることになりました。
9月17日の「笑福亭鶴二独演会」では、師匠が演じておられた「質屋芝居」に挑戦させていただきます。晩年の弟子ですから、舞台袖から生で見させていただいたネタは誠に少ないのですが、その中の一つです。
対談では、私のすぐ上の兄弟子、笑福亭鶴笑兄さんと修業時代の話をいろいろとさせていただきます。
また、25日の道頓堀ミュージアム並木座では、師匠の得意とした「らくだ」を久々にやらせていただきます。ちょうど10年前に笑福亭鶴瓶兄さんにお稽古していただきました。
9月は師匠の祥月命日ですから、精いっぱい、師匠のネタとエピソード話をさせていただきますので、皆さまのご来場を心よりお待ちいたしております。
笑福亭鶴二独演会2022
9月17日(土)午後5時半から朝日生命ホール。出演は笑福亭鶴二、笑福亭鶴笑、月亭秀都。前売り3500円 当日4千円。チケットぴあPコード=513-426。問い合わせ、チケット販売は松竹芸能(06・6258・8085)。
道頓堀 笑福亭鶴二ほのぼの落語会
9月25日(日)午後2時から道頓堀ミュージアム並木座。出演は鶴二。前売り2500円、当日3千円。問い合わせは笑福亭鶴二後援会・辻 (090・3263・0435)。