先日、給付金詐欺の首謀者が何人か捕まりました。新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を救済するための制度を悪用したものです。
新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言や蔓延(まんえん)防止等重点措置などで、飲食店のみならず公演の中止や延期でわれわれエンタメ界も大打撃を受け、各種給付金や支援金はずいぶん助かりましたが、給付金が早く手元に届くよう厳しい審査や煩雑な手続きを簡略化したため、その緩さを逆手にとっての犯行のようです。
ところでこの給付金ですが、ある程度の書類をそろえ何度か修正箇所を直して再提出すると、知らない間に指定の銀行口座に振り込まれている。それはありがたいのですが、口座に振り込まれて数日後にお知らせのはがきが来る。
毎年の確定申告の還付金などの場合はまずお知らせのはがきが来て、その数日後に口座に振り込まれる。つまり、お知らせがあって入金という順序ですが、給付金や支援金はその逆で、入金後にお知らせが来るというおかしな順序です。
振り込みに気づかない人がいるから、わざわざお知らせをしているのでしょうが、はがきの郵送費や印刷・人件費などかなりの金額になると思うので、なんか無駄なような気がします。雑誌の懸賞のように「発送をもって発表にかえさせていただきます」というようなことにできないのかなぁ。
さてお知らせです。
7月3日(日)まで、天満天神繁昌亭昼席(午後2時開演)にトリで出演しています。ぜひ、お越しを。