産経らくごで人気評論を連載中の広瀬和生氏が、過去に配信した公演の中から珠玉の一席を毎月セレクト。
8月は第六十五回大手町落語会(2021年2月27日公演)より林家正蔵「一眼国」をお届けします。
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6月末に落語協会会長に就任した林家正蔵はご承知のとおり爆笑王・初代林家三平の長男。入門時の名前「こぶ平」のまま1988年に真打昇進、テレビタレントとして活躍していたが、2005年に九代目正蔵を襲名すると古典落語に邁進、晩年に「彦六」と名乗った八代目正蔵の演目にも積極的に取り組んでいる。『一眼国』も八代目正蔵の演目で、九代目入船亭扇橋や晩年の柳家小三治もよく演じていたが、当代正蔵は先人達とは一味違う『一眼国』を聴かせてくれる。語り口の親しみやすさとメリハリの効いた演技は正蔵の真骨頂。マクラで語る“見世物小屋の思い出”も楽しい。(広瀬和生)
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動画はこちらから!(8月15日~9月14日までご覧いただけます)
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