臨機応変。本当に大事なことだと思います。公共交通機関の優先座席は座ればいい。満員になり、そこが必要な方がいれば譲る。妊婦さん・ベビーカー優先のエレベーターも皆さんは乗ればいいと思います。扉が開き優先される方がいれば、そのときに譲ればいい。優先なので「座って(乗って)はいけない」ではない。
少し話は変わりますが、私は2児の父です。まだ子供が小さかった頃、意識していたことがあります。駅などのエレベーターはベビーカーと、それを押す妻は乗る。私は階段。なぜか? 後ろにもベビーカーの方がいるからです。できるだけ乗れる方がいいじゃないですか。ちょっとしたことです。
でも、このちょっとしたことが積もれば、しょうもないルールを作って規制をかける必要もなくなるのでは、と思うのです。何か起こったらルールを作って規制するのではなく、おのおので考え、抑止していくことが大切な気がします。
ルールで抑えると「悪いこと」ではなく、罰金や罰則があるからしないとなり、どんどん悪循環になると思います。
そう思うと、師匠・鶴瓶の家で修業したことは、本当にラッキーだったと思います。どうしたら人に喜んでもらえるか。どうしたらスムーズに物事を進めることができるのか。当時は何でこんなことをしないといけないのか?と思っていましたが、今になってわかる気がします。
そんな修業をした一門、銀瓶・由瓶・鉄瓶・べ瓶で落語会をします。4月2日(日)午後6時開演。天満天神繁昌亭にて。前売り3千円。ご予約は三栄企画(06-6631-0659)まで。